イトイヌノヒゲ(糸犬の髭)Eriocaulon decemflorum |
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花茎が糸のように細いことから和名がつけられていて、萼片も花弁も他のホシクサの仲間が3数性(3個からなる)のに対し2数性(2個からなる)であることが大きな違いである。 個人的には一番よく見かけるホシクサの仲間で、図鑑では花茎の高さが5〜30cmとなっているが、実際に出合っている花は大きいものの方が圧倒的に多い。 ホシクサの仲間は、花が大きいわけでも目立つ形や色をしているわけでもなく、どちらか言えば地味な花であるが、花をアップで見るととびきり美しい花である。 昔のフィルムカメラでは接写は大変手間がかかり、三脚がないと花のアップは撮影できなかったが、今のデジタルカメラでは手持ちでもきれいな写真が撮れるので、ぜひ花のアップに挑戦し新しい美しさを堪能して欲しい。 同じ科の仲間の花 |
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