 
  
  | 
 
 
 - 科名・属名 : イネ科 ヌカススキ属
  
 - 特徴 :
  草丈10〜40cmの1年草。帰化。 
 稈は基部で分枝して直立する。 
 葉は線形、葉鞘とともにざらつく。葉舌は高さ3〜4mm。 
 花は枝先に長さ5〜11cmの円錐花序となり、細かく枝を分け、全体に小穂をつける。花序の枝は平滑。小穂は長さ1.5〜2mm、小穂の柄は普通小穂の2倍以上の長さがあり、ざらつく。普通第1小花には芒がなく、第2小花だけに芒がある(稀に両方に芒がある場合もある)。  
 - 分布・生育地 :
  帰化(ヨーロッパ原産)(本州〜九州に帰化) (国外:原産地以外北アメリカにも帰化)  道端、空き地  
 - 花期 : 5〜6月
  
 - 撮影月日・場所 :
 上・全体1 2025年5月22日  神奈川県川崎市 中上・全体2、以下全て    同  上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)  
 - 撮影記 :
 
 初夏の気持ちのいい一日、自宅近くを散歩しながら植物を探す。 
 丘陵には多くの団地が作られているが、時間の経ったこともあり、空き地などに多くの帰化植物が生えているし、少し歩けば丘陵の谷戸には珍しい植物も見られ、それなりに楽しめる。 
 ぶらぶら歩いていると団地の歩道と法面の障壁との間に変わった花が生えているのに気がついた。 
 初めて見る花だったが、帰って調べるとドライフラワーなどにも使われるこの花で、糠薄とはヌカススキとは小穂の柄が長いこと、普通第2小花だけに芒があることなどが異なるようだ。  
 
  
同じ科の仲間の花
 
  
 
 |