|
- 科名・属名 : イネ科 オニササガヤ属
- 特徴 :
草丈30〜50cmの多年草。帰化。
稈は叢生し、基部は膝折れし、節から根を出す。
葉は線形、長さ5〜30cm、幅3〜6mm。長毛を散生する。葉鞘は長さ3〜4cm。
花序の総は5本程度が亜掌状につき、長さ3〜8cm。花序軸の上部は無毛。総の基部の節に白色の剛毛が生える。小穂は有柄、無柄の2小穂が対をなす。小穂は2小花からなり、楕円形。第1包類は長楕円形、はっきりしない7脈があり、長さ約2.6mm、第2包類は狭い舟形で3脈があり、長さは代1包類と同長。
- 分布・生育地 :
帰化(旧世界の熱帯域原産)(沖縄に帰化) (国外:原産地以外に中央アメリカ、オーストラリアに帰化) 道端など
- 花期 : 11〜5月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2021年3月16日 沖縄県宮古島 中上・全体2、以下全て 同 上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
人気の観光地である宮古島であるが、コロナ騒ぎの影響で、観光客は以外に少なかった。
島内を走っていると、道端にイネ科のこの植物が点々と生えていた。
戦後沖縄に帰化した植物で、最近特に増えているようだ。
ヒメとあるようにオニササガヤという植物も帰化しているようであるが、この花の方が小さく、花序軸の上部が無毛であることが異なる。
同じ科の仲間の花
|