ヒロハノドジョウツナギ(広葉の鰌繋)

Glyceria leptolepis



  • 科名・属名 : イネ科 ドジョウツナギ属

  • 特徴 :
     草丈1〜1.8mの多年草。
     根茎は長く這い、節々から茎を立ち上げる。
     葉は線形でやや内曲し、長さ40〜60cm、幅5〜12mm。質はやや厚く、両面がざらつく。葉鞘は円柱形、葉舌は高さ0.3〜1.5mm。
     花は長さ20〜30cmの大型で卵形の総状花序となり、少し先が垂れ、枝は半輪生でよく枝分かれし、疎らに小穂をつける。小穂は狭長楕円形、長さ6〜8mm、5〜7個の小花がある。小花は初め黄緑色で、後に紫色を帯びる。護衛は長楕円形、長さ3〜4mm。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜九州 (国外:朝鮮、中国、ウスリー)
     山地の水湿地、水辺

  • 花期 :  7〜8月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体 2019年7月26日  群馬県尾瀬ヶ原
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・小穂、下・葉鞘、葉舌    同  上

  • 撮影記 :
     いくら標高があるとはいえ、真夏の陽光がかんかん照りつける尾瀬ヶ原、さすがに日中は暑さでへばる。
     この年は暑さで花期が早まり、目的の花の多くはほとんど終わっていた。
     そんな湿原で低い草叢から抜きん出て伸び、紫色を帯びた小穂をぶら下げたこの花に出会った。
     イネ科であることがわかったが名前はわからず、帰って調べると水湿地に生えるこの花だった。
     小穂は初め黄緑色のようであるが、写真の株は花期の後半で紫色を帯びている。

  • 同じ科の仲間の花
小穂

葉鞘・葉舌