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- 科名・属名 : イネ科 ハネガヤ属
注.APG分類V、Wでは、学名(Achnatherum coreanum)
- 特徴 :
草丈60〜100cmの多年草。
茎は直立し、葉は灰緑色。
円錐花序は狭くて長く直立し、枝は双生する。
小穂は長さ12〜15mm、包類は緑色で背面は円く、5〜7本ある縦脈の一部は横脈で連結する。
芒を除く護頴は長さ12〜15mm、芒は太くほぼ直立し、長さ2.5〜3cm。
- 分布・生育地 :
北海道〜九州 (国外:日本固有) 山地の林下
- 果(花)期 : 8〜9月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2015年8月30日 広島県庄原市 中・全体2、以下全て 同 上 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
広島県の北部、残念ながら目的の花はほとんど終わっていて、シダやその他の植物を見るため小さな谷に入った。
そこで地元の花仲間が教えてくれたのがこの花、当時はイネ科にはほとんど興味がなく、後で調べられるようにと花序や広葉ということなので葉の写真も撮影した。
何年かしてイネ科の撮影もボツボツ始めたが、今になるともっと細部をきちんと撮影しておけばよかったと後悔している。
図鑑によると、日本固有種で比較的稀な種と記載されている。
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