イチゴツナギ(苺繋)

Poasphondylodes


イチゴツナギ1


  • 科名・属名 : イネ科 イチゴツナギ属

  • 特徴 :
     草丈30〜80cmの多年草。
     茎は細くて硬く、直立して密に叢生する。
     葉は線形で、長さ10〜15cm、幅約2mm。質は柔らかく、白緑色を帯び、開出してつき、縁はざらつく。下方の葉鞘は時に赤味を帯びることがあり、葉舌は高さ4〜8mm、細くて尖る。
     花序は直立し披針形、長さ10〜14cm、枝は斜上し、花序全体が細く、淡緑色で、密に小穂をつける。花序のすぐ下は、先端から根元に向かって擦るとざらつく。小穂は長楕円形、長さ3〜6mm、2〜5個の小花からなり、小花には長く綴り毛がやや多数ある。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜九州 (国外:朝鮮、中国、シベリア(東部)
     日当たりのいい草地、道端、土手

  • 花期 :  4〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2015年4月29日  神奈川県川崎市
     中上・全体2 2021年5月12日  神奈川県箱根
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花序 2015年4月29日  神奈川県川崎市
     左下・小穂 2021年4月27日    同  上
     右下・葉舌    同  上

  • 撮影記 :
     イネ科の植物は似たものが多いため同定が非常に難しく、長いこと敬遠してきた。
     やっと撮り始めたが、やはり同定は難しく、撮影記録にはイネ科spという記述が非常に多い。
     この花も色々な図鑑の記述や写真を見て判断したが、同定には自信はない。間違っていたら教えて欲しい。

  • 葉舌

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イチゴツナギ2

花序

小穂