カモガヤ(鴨茅)

Dactylis glomerata


カモガヤ1

  • 科名・属名 : イネ科 カモガヤ属

  • 特徴 :
     高さ0.3〜1.2mの多年草。帰化。
     短い根茎があり、茎は叢生して大きな株になる。
     葉は線形、長さ10〜40cm、幅0.5〜1.4cm。白緑色で先はやや短く鋭頭、基部の葉舌は三角形、長さ7〜12mm。
     花は長さ8〜20cmの疎らな円錐花序となり、枝は数個、やや長くて花時に水平に開出し、中央より上部に多数の小穂を一方に偏って密につける。小穂は淡緑色で扁平、長さ7〜8mm、3〜5個の小花がある。包頴や護頴は尖る。

  • 分布・生育地 :
     帰化(ヨーロッパ〜西アジア原産) (国外:世界各地で帰化)
     道端、荒地、草地など

  • 果(花)期 :   5〜6(7〜8)月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2015年5月11日  東京都稲城市
     中上・全体2 2019年5月29日  神奈川県川崎市
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花序 2015年4月30日    同  上
     左下・小穂 2019年5月29日    同  上
     右下・葉基部、葉舌    同  上

  • 撮影記 :
     世界各地でオーチャドグラス(Orchaed grass)の名で牧草として栽培され、日本には明治初期に輸入されたようだが、緑化にも利用されたことから広く野生化している。
     カモガヤ(鴨茅)の和名は、英名(Cock's foot)のcock(ニワトリ)をduck(カモ)に誤訳したことからとされている。
     図鑑では花期は7〜8月と書かれているが、関東辺りの平地では5〜6月に咲く。7〜8月は高原の牧草時の花期なのではないだろうか。
     道端に生えているいわゆる雑草なので注意してみることは少ないだろうが、花をよく見るとなかなかに美しい。

  • 葉基部、葉舌

    同じ科の仲間の花
カモガヤ2

花序

小穂