モンツキガヤ(紋付萱)

Bothriochloa blabra


モンツキガヤ1

  • 科名・属名 : イネ科 カモノハシガヤ属

  • 特徴 :
     草丈0.5〜1.6mの多年草。
     稈は径3〜5mm、節は無毛または有毛。
     葉は狭線形、長さ20〜30cm、幅5〜10mm。鋭尖頭で基部を除き無毛かほとんど無毛。葉鞘は口部に毛があり、葉舌は極めて短く切形。
     花序は長さ9〜20cmの総状花序となり、花序の中軸の各節に数本の総がつき、紫褐色を帯び、開出する。中軸は長さ5cm以下。総は有柄無柄の小穂が対になり、無柄小穂のみ芒がある。

  • 分布・生育地 :
     沖縄 (国外:中国(南部)、台湾、東南アジア〜インド、オーストラリア)
     開けた道端

  • 花期 :   4〜11月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2020年6月15日  沖縄県国頭郡
     中上・全体2、以下全て    同  上
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     多くの車が通る道路端の狭い草地、低い草叢の中突出して伸びているのがこの花だった。
     生えている場所からして帰化種かと思ったが、沖縄から熱帯域にかけて分布している自生種のようだ。
     長く伸びた稈の先に割合に大きな円錐花序をつけ、節につき開出する総の形が特徴的だった。

  • 葉鞘

    茎の節

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モンツキガヤ2

花序1

花序2