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- 科名・属名 : イネ科 サトウキビ属
- 特徴 :
草丈1〜1.5mの多年草。帰化。
稈」は束生し、株立ち状になる。
葉は線形、長さ40〜100cm、幅5〜8mm。中肋は太くて硬く、表面は帯白色。葉鞘口部を除き無毛。
花序は長さ12〜15cm、径5〜7mmで赤紫色を帯びる。小穂は披針形、淡紅紫色、長さ約4cm、芒は焼く9mm。
- 分布・生育地 :
帰化(台湾原産)(沖縄に帰化) (国外:台湾、他不明) 道端、草地
- 花期 : 10〜12月?
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2015年12月1日 沖縄県名護市 中上・全体2(果期) 2015年3月26日 沖縄県国頭郡 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花序1 2015年12月1日 沖縄県名護市 左下・花序2 同 上 右下・小穂 2015年3月26日 沖縄県国頭郡
- 撮影記 :
沖縄島北部の道路際にススキに似て紅紫色を帯びた植物が群生していた。
地元の方から本種と教えてもらい、春先に花の終わった株を撮影していたことを思い出した。
この花が載せられている図鑑は少ないが、沖縄復帰(1972年)後に帰化し、初めはわずかだったようだが、近年では沖縄島北部の原野や道端に広く進入し問題になっているようだ。
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