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- 科名・属名 : イネ科 ネズミムギ属
- 特徴 :
草丈40〜70cmの1〜2年草。帰化。
基部に多数の無花茎がある。
葉は線形、長さ80〜100cm、幅5〜10mm。若い時は円筒状に巻いている。
花序は長さ10〜30cmの穂状花序、多数の小穂が互生してつく。小穂は扁平な長楕円形、長さ2〜2.5cm、10〜20個の小花がつく。苞類は小穂より短い。護頴は先端に長さ約1cmの芒がつく。
- 分布・生育地 :
帰化(ユーラシア大陸原産) 日本各地 (国外:北アメリカなどにも帰化) 道端、荒地
- 果(花)期 : 6〜8月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2015年6月10日 神奈川県川崎市 中上・全体2 2019年5月29日 同 上 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花序 同 上 左下・小穂 2020年4月3日 同 上 右下・葉鞘 2024年5月20日 同 上
- 撮影記 :
元々はイタリアン・ライグラスと呼ばれる牧草で、明治時代に日本に持ち込まれた。
その後緑化などにも使われたようで、今では日本各地にに帰化している。
大都市である川崎市でも、多摩川の河原だけでなく市内の道端や空地でもよく見かける。
同じ属のホソムギと雑種を作りやすく、区別が困難な場合も多いようで、下の2枚もホソムギに似た小穂をつける株と混生していたので雑種かもしれない。
同じ科の仲間の花
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