シロガネヨシ(白銀葦)

Cortaderia selloana


シロガネヨシ

  • 科名・属名 : イネ科 シロガネヨシ属

  • 特徴 :
     草丈2〜3mの多年草。逸出帰化。
     根茎は短く、多数の茎を叢生し、大きな株となる。
     葉は線形、幅約2cm、質は硬く、縁は強くざらつく。葉鞘上部には毛がある。
     花序は稈の上部に長さ30〜100cmの大きな円錐花序となる。小穂は雌雄別で、雌株には長い絹糸状の長毛があり銀白色を帯びるが、雄株にはない。
     包類は第1小花の護頴より長く。小穂の2/3程度。護頴は薄く半透明、3〜5(-7)脈があり、背面に長毛が生える。
     別名 パンパスグラス

  • 分布・生育地 :
     逸出帰化(南アメリカ原産)(暖地に時に逸出) (国外:世界各地に観賞用として植栽)
     道端、荒地

  • 果(花)期 :   9〜12月?

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体 2018年11月2日  沖縄県西表島
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花序、以下全て    同  上

  • 撮影記 :
     別名パンパスグラスと呼ばれ、洋風の庭園などによく植栽されている。
     パンパスグラスではイメージはわかないが、和名のシロガネヨシ(白銀葦)だと、白銀に輝く花序とヨシ(葦)のような葉という植物が目に浮かぶと思う。
     本土では植栽以外は目にしなかったが、秋の西表島の道端で逸出している株を目にした。

  • 葉・葉鞘

    同じ科の仲間の花
花序

小穂