アブラガヤ(油茅)

Scirpus wichurae


アブラガヤ1

  • 科名・属名 :
     カヤツリグサ科 アブラガヤ属

  • 特徴 :
     草丈70〜150cmの多年草。
     茎は鈍い3稜形で太くて硬く、5〜8個の節がある。
     葉は茎の基部に叢生し、線形で扁平、幅5〜15mm。茎葉の葉鞘は筒状で密に茎を包む。
     茎の先や上部の葉腋から複散房状の花序を1〜4個出し、頂生の花序は数回分枝し、多数の小穂をつける。総苞片は葉状で線形。
     小穂は柄の先に1〜5個ずつ束になってつき、長楕円形〜楕円形、長さ4〜8mm、幅2.5〜4mm。鱗片は卵状楕円形で長さ2〜2.5mm、幅1mm、熟すと赤褐色になる。
     果実は倒卵状楕円形、扁3稜形で長さ0.8〜1.3mm。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜九州 (国外:千島列島、中国)
     山野の湿地

  • 果(花)期 :  8〜10月

  • 撮影月日・場所 :
     2014年9月13日  熊本県阿蘇
     中 2014年9月26日  東京都八王子市
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     下・小穂    同  上

  • 撮影記 :
     北海道〜九州の山地や平地の湿地゙見られ、比較的群生していることが多いうえ、草丈も大きいのでよく目立つ。
     私も本州〜九州の山地の池畔や多摩丘陵の谷地田の奥など色々な場所で見かけた。そのうち北海道でも写して全国制覇したいものだ。
     和名の由来は花序が油色に光り、やや油臭いところからつけられている。
     残念ながら写すことばかりに気を取られ、臭いをかぐなどの観察が十分できていないことは反省しきりだ。初心忘れるべからずだ。

  • 同じ科の仲間の花
アブラガヤ2

小穂