カンエンガヤツリ(灌園蚊帳吊)

Cyperus exaltatus var. iwasakii


カンエンガヤツリ

  • 科名・属名 :
     カヤツリグサ科 カヤツリグサ属

  • 特徴 :
     草丈80〜120cmの多年草。
     根茎は短く、太い茎を多少叢生し、茎の下部1/〜2/5は葉鞘に包まれる。幼少は淡褐色。
     葉は少なく、伸びた葉身があり、幅0.8〜1.5cm。
     花序は大型で長さ、幅とも10〜30cm。総苞は4〜5個つき、葉状で長さ20cmになる。
     花穂は長さ1〜1.5cm、やや密に小穂をつける。小穂は開出し長さ5〜10mm、扁平で黄褐色を帯び、10〜20個の花をつける。鱗片は卵形で長さ1.7〜2mm。
     果実は卵状楕円形で長さは鱗片の半分程度で約1mm。

  • 分布・生育地 :
     本州(東北〜関東地方) (国外:朝鮮、中国)
     低地の湿地や河川敷

  • 花期 :  9〜10月

  • 撮影月日・場所 :
     2003年8月24日  栃木県渡良瀬遊水地
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     下・小穂    同  上

  • 撮影記 :
     長い間花を求めて各地に出かけ、撮影して歩いたが、草本の花が中心で草本でもイネ科やカヤツリグサ科はパスしていた。
     最近(2014年頃から)イネ科やカヤツリグサ科も少しずつ撮影を始めたが、同定が難しく苦労している。
     まだその仲間に興味がなかった頃、栃木と群馬県境に広がる渡良瀬遊水地で同行の花仲間に教えられ撮影したものである。
     そのため、細部の写真など不足の点も多いが、最近では多摩川の中流域でも見られるそうなので、しっかり撮影したい植物である。

  • 同じ科の仲間の花
小穂