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- 科名・属名 : カヤツリグサ科 テンツキ属
- 特徴 :
草丈10〜50cmの1年草または多年草。
茎は多数叢生し、無毛で基部に葉身のない鞘がある。
葉は背腹に扁平。
小穂は短く、卵形でやや暗褐色を帯びる。苞葉は短い。
鱗片は中肋が緑色で縁は褐色、鈍頭。
果実は長さ0.7mm、倒卵形で格子紋がある。柱頭は2岐。
- 分布・生育地 :
本州(関東地方・佐渡以西)〜沖縄 (国外:朝鮮、中国) 低地の湿地や河畔
- 果(花)期 : 7〜10月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2015年8月23日 千葉県山武市 中・全体2 2016年8月27日 愛知県豊橋市 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 下・花序(小穂) 2015年8月23日 千葉県山武市
- 撮影記 :
テンツキに似ているが全体にやや小さい、と図鑑などには記述されているが、いずれにしても同定は難しく厄介な仲間である。
千葉の食虫植物の保護地で監視員の方から教えていただき、撮影したのが最初である。
その後もそれらしき植物には何度か出会ったが、いずれにしても分解して果実をしっかり確認しないことには何とも言えない。
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