マスクサ(枡草)

Carex gibba


マスクサ

  • 科名・属名 :
     カヤツリグサ科 スゲ属(マスクサ節)

  • 特徴 :
     草丈30〜70cmの多年草。
     根茎は短く、茎は鈍い3稜形で平滑。
     葉は線形で幅2〜4mm、質はやや柔らかい。
     茎の上部の苞の脇に緑色の小穂を1個ずつつける。小穂は長さ0.5〜1cm、幅約4mm、雌雄性で多数の雌花と基部に少数の雄花をつける。下部の苞は長い葉状で目立つが、上部は小穂と小穂が接してつき、苞は短い。
     雌鱗片は果胞より明らかに短く、帯白色で中肋は緑色。果苞は広卵形で扁平、長さ3〜3.5mm、翼は広く、上部は短い嘴となる。柱頭は3岐。

  • 分布・生育地 :
     本州〜九州 (国外:朝鮮、中国)
     平地から低山地の林内、林縁、草地のやや湿った所

  • 果(花)期 :  5〜7月

  • 撮影月日・場所 :
     2014年5月29日  神奈川県相模原市
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     下・小穂 2015年5月10日  東京都八王子市

  • 撮影記 :
     山野のやや湿った場所に普通で、首都圏でも山沿いや田の縁などでよく見られる。
     和名のマスクサ(枡草)は、子供が茎を前後から引き裂き、枡のような四角い形を作って遊んだ所からきているようだ。
     春はスゲの盛期で、種類の多い湿地だけでなく、林縁や林下でも色々な仲間を見ることができる。

  • 同じ科の仲間の花
小穂