オオアゼスゲ(大畦菅)

Carex thunbergii var. appendiculata


オオアゼスゲ

  • 科名・属名 :
     カヤツリグサ科 スゲ属(アゼスゲ節)

  • 特徴 :
     草丈30〜90cmの多年草。
     茎は密生してつき、匐枝はなく、谷地坊主を作る。
     葉は線形で幅2〜4mm、質はやや硬い。
     小穂は3〜5個、頂小穂1〜2個は雄性、濃紫褐色〜黄褐色で長さ2〜6cm。側小穂は雌性、円柱形で長さ2〜5cm、径3〜4.5mm。
     雌鱗片は長楕円形で側面が黒紫色、中肋は緑色。果胞は扁平で長さ3〜3.5mm。平滑で嘴は短く、口部は全縁、

  • 分布・生育地 :
     北海道〜本州(中部以北)、九州(大分県) (国外:朝鮮北部、ウスリー、アムール、千島など東アジア北部)
     山地の湿地

  • 花期 :  5〜7月

  • 撮影月日・場所 :
     2015年6月23日  栃木県日光戦場ヶ原
     中・谷地坊主 2016年5月23日    同  上
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
     下・頂小穂 2015年6月23日    同  上

  • 撮影記 :
     平地の湿地に多いアゼスゲの変種で、本州の中部以北、北海道の山地の湿地に生える。
     茎や葉が多数密生して大きな谷地坊主となり、日光・戦場ヶ原では川の流れに沿って点々と大きな谷地坊主が作られていた。
     中の写真のように、まだ他の草が伸びない春先が谷地坊主は美しく、果期には葉が伸びて谷地坊主の状態がわかりにくくなる。

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小穂