アリサンムヨウラン(阿里山無葉蘭)

Cheirostylis takeoi


アリサンムヨウラン1

  • 科名・属名
  • : ラン科 カイロラン属

  • 特徴

  •  草丈10〜20cmの多年草。
     葉は互生し根元に2〜5個つき、卵形で長さ2〜5cm、淡緑色。
     花は茎頂に総状花序となり3〜5花つき、平開せず、薄片は中央まで筒状で、長さ5〜6mm。花弁は白色で時に淡紅色を帯びて反り返り、唇弁は舌状。
     別名 アノマラン

  • 分布・生育地

  •  鹿児島県(奄美大島)〜沖縄
     常緑広葉樹林下

  • 花期
  • : 10〜4月

  • 撮影月日・場所

  •  2008年3月1日 沖縄県沖縄島
     中 1995年4月23日 鹿児島県奄美大島
     下左  同 上
     下右 2008年3月1日 沖縄県沖縄島

  • 撮影記

  •  南西諸島の広葉樹林下に生えるとされているが、この写真は道路際の法面で撮影した。元々林にあったものが道路ができたため、そこに進出してきたのかもしれない。
     葉はビロード状とあるものの、これまで2度出あった株はいずれも葉が枯れて消えており、当初台湾で発見されたと同じ葉のない状態であったため写っていない。その意味では生態写真としては不合格である。

     2008年、沖縄島で20株近く密集して花茎をあげた見事な株を見たのでトップの写真を差替えた。葉もしっかり写した(右下)。
     ただ、普通はあまり密集して生えることはなく、斜面や岩上などで点々と見られる場合が多い。ここの株はどんな理由や条件があってこんなに密集したのか想像してみるのも楽しい。

    葉アップ

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アリサンムヨウラン2

花アップ