ダルマエビネ(達磨海老根)

Calanthe alismifolia


ダルマエビネ

  • 科名・属名
  • : ラン科 エビネ属

  • 特徴

  •  草丈30〜40cmの多年草。
     偽球茎は数個接して並び、1偽球茎から2〜3個の葉をつける。葉は楕円形〜卵形で、長さ13〜20cm。
     花は30〜40cmの花茎の先に、総状花序に数個がつく。花は平開し白色で、菱形状円形、長さ6〜8mm。唇弁は長さ15〜20mm。基部は淡紫色となり、内側基部に黄色で3裂する肉質隆起がある。
     萼片は白色で長さ8〜10mm、外側に緑色の毛が密にあり、淡緑色に見える。
     別名 ヒロハノカラン

  • 分布・生育地

  •  九州(南部)〜沖縄  暖地の自然林下

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年6月30日 鹿児島県
     中、下  同 上

  • 撮影記

  •  この花の咲くのは梅雨の最中、そうでなくとも雨の多い屋久島へこの時期出かけるのは賭けのようなものである。
     予想通り朝の天気予報は「曇り時々雨、降水確率70%」と、出鼻をくじかれる。鹿児島市内も激しい雨で先が思いやられた。
     ところが、屋久島に着くと青空が顔を覗かせている。雨の降らないうちにと急いで自生地に向かった。
     やや薄暗い林下、草むらを掻き分けていくと、林下に特徴あるエビネの葉と、白い花が見えた。予想通り花期はピッタリだ。ただ、株が貧弱なせいか花付が今一つだ。他にも何株か見つけたが、満点をあげられる花はなかった。
     暗い樹林下の白い花は、白飛びして写真にならないことが多い。そのうえ、雨の心配どころかピーカンの天気で木漏れ日も避けねばならず、撮影には大いに苦労する破目になった。

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