エビネ(海老根)

Calanthe discolor


エビネ

  • 科名・属名
  • : ラン科 エビネ属

  • 特徴

  •  草丈30〜50cmの多年草。
     葉は長さ15〜25cm、幅4〜6cm、2〜3枚つく。
     花は変化にとんだ色をしているが、普通萼片と側花弁は褐色、唇弁は白〜淡紅色で、ややまばらに8〜15個つける。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜沖縄本島 林下

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  1978年5月14日 神奈川県津久井郡
     左下 1979年5月13日 千葉県山武郡
     右下1978年5月5日 神奈川県津久井郡
     最下 1978年5月14日 同上
     下3枚は拡大写真あり(写真をクリック)

  • 撮影記

  •  下の写真のように株ごとに花色に違いが出ることから一時大ブームになり、多くの山からエビネが消えた。
     冬でも常緑の大きな葉があり、目立つため探すのも容易で、この時期によく探しに歩いた。
     今でも、時々貧弱な株には出会うものの、この写真を写した昭和50年代半ばの関東近郊の低山では、色違いも含めあちこちに小群落があり、 花色を確認しながら撮り歩き、時間の経つのを忘れる程だった。
     一昨年、久しぶりに現地を訪れてみたら、跡形もなく荒れ果てていた。
     萼片の色でいくつかの品種があり、
     アカエビネ(f. rosea)萼片と側花弁が赤褐色で唇弁の白に赤色が入る(下右)
     ヤブエビネ(f. viridialba)萼片と側花弁が緑白色(下左)という。


ヤブエビネ アカエビネ 花アップ