ヒメシラヒゲラン(姫白髭無葉蘭)

Pristiglottis rubricentra


ヒメシラヒゲラン1

  • 科名・属名
  • : ラン科 ヒメシラヒゲラン属

  • 特徴

  •  草丈5〜10cmの多年草。
     茎は無毛で、上部で分枝する。  葉は茎の中〜下部の2〜3個つき、卵円形で暗緑色、長さ3〜10mm。先はやや尖る。
     花は枝先に2〜5個つき、白色で長さ約1cm、唇弁の縁が鋸歯状に切れ込み、中心部は赤色。背萼片と側萼片は重なり合って兜状になる。

  • 分布・生育地

  •  南西諸島  常緑樹林下

  • 花期
  • : 明らかにせず

  • 撮影月日・場所

  •  明らかにせず
     上は拡大写真あり(写真をクリック)


  • 撮影記

  •  「今年こそは咲いていてくれよ」、祈るような気持ちで生育地に向かう。最初の年は蕾、2度目は未発生、今度が3度目だ。「3度目の正直」となるよう願わざるにはいられなかった。
     現地へ着き周囲を見回す、何もない。ダメかと思ったその時、シダの葉陰に小さな2つの白い花が見えた。両側に白い櫛状の突起、根元の赤、何とも洒落た装いの花だ。今までの苦労が吹き飛んだ。2花の株の近くには3花の株も咲いていて、何度も訪れたご褒美を貰ったようだった。
     時間も忘れ撮影していたら、いつの間にか掛っていたガスも晴れ、木漏れ日が差し込んできた。時計を見ると2時間以上粘っていたようだ。
     図鑑の記載もほとんどない希少種のため、撮影地および撮影月日は伏せさせてもらうが、間違いなく日本産の野生ランだ。

    花アップ2

    同じ科の仲間の花
ヒメシラヒゲラン2

花アップ1