ヒナチドリ(雛千鳥)

Ponerorchis chidori


ヒナチドリ1

  • 科名・属名
  • : ラン科 ウチョウラン属

  • 特徴

  •  草丈7〜15cmの多年草。
     茎は斜上し、葉を1枚つける。
     葉は広披針形で、長さ7〜12cm、幅1.2〜3.5cm。基部は茎を抱く。
     花は5〜10花が一方を向いてつき、紅紫色で、背萼片は長楕円形、側萼片は斜卵形で長さ5〜6mm、兜状に集まってつき、側花弁は広卵形で萼片より短い。唇弁はやや深く3裂し、長さ8〜10mm。距は長さ10〜17mm。

  • 分布・生育地

  •  北海道、本州、四国
     山中の樹幹、岩上に着生

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2013年7月21日  広島県
     下    同  上

  • 撮影記

  •  深い沢を登り詰めた源頭部は、直径が1mを超えるような大木の原生林に覆われていた。
     大木の樹幹に着生するこのラン、目を凝らして見上げていると首が痛くなってきた。
     やっと双眼鏡に小さなピンク色の花が入ってきた。しかし高くて遠い、30mくらいは離れているだろう。
     フィルムカメラではどうしようもないので、こんな時のためにと遠距離用のデジカメで撮影したが、やはり遠すぎていい絵にはならなかった。
     倒木に着生していた株も、前年と比べるとかなり小さくなっていた上に、花はほとんど終わりかけていた。
     撮り直しをしたいが、原生林の伐採や盗掘でほとんど見られなくなっているだけに、次の機会があるかどうか・・・。

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ヒナチドリ2