フウラン(風蘭)

Neofinetia falcata


フウラン1

  • 科名・属名
  • : ラン科 フウラン属

  • 特徴

  •  草丈10cm前後の着生ラン。
     根は細長く、四方に広がる。
     葉は広線形で、長さ5〜10cm、幅7〜8mm。多肉質で硬く大きく曲がり、断面はV字形で、背面に鋭い稜がある。
     花は下部の葉鞘の腋から、長さ3〜10cmの花茎をだし、先に3〜10個の白色の花を総状につける。花被片は線状披針形で、長さ約10mm。距は長く線形で湾曲する。

  • 分布・生育地

  •  本州(宮城県)〜沖縄
     常緑広葉樹林の樹幹、岩上

  • 花期
  • : 6〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1984年7月8日 静岡県磐田郡
     中 2010年7月25日 京都府丹後半島
     下・花   同 上

  • 撮影記

  •  常緑広葉樹の樹幹に着生していることが多い。
     夏に白い花を咲かせ、群生することもあり、千葉県のある場所では、遠くからも樹幹が白く見えるくらいであった。
     この写真は静岡県のある寺の千両の木に着生していた。種が飛んだのか、近くの柿の木にも小さな株がいくつかあった。
     このように近くの木に種が飛散して着生している例は、各地で目にする。
     江戸時代から富貴蘭としてよく栽培されている。

    同じ科の仲間の花
フウラン2