ジョウロウラン(上臈蘭)

Disperis siamensis


ジョウロウラン1

  • 科名・属名
  • : ラン科 ジョウロウラン属

  • 特徴

  •  草丈8〜15cmの多年草。
     茎は赤紫色を帯び、地下に小さな芋がある。
     葉は円心形で長さ約1cm、普通離れて2個つく。
     花は茎頂に1〜3個つき、淡紅紫色を帯びる。側萼片は癒着し下方に2又になって足のように見える。花粉や唇弁の先端、水平の乳頭突起群だけが黄色い。

  • 分布・生育地

  •  沖縄県  低地の林下

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2006年8月  沖縄県
     上は拡大写真あり(写真をクリック)
     中、下・花アップ  同 上

  • 撮影記

  •  暑さと登り、拭っても拭っても汗が吹き出る。目的の花は見つからない、緊張感はピークだ。
     一息入れるために立ち止まった足元に小さなピンクの花が見えた。「あった」安堵の思いとともに一瞬にして気持ちが軽くなった。
     何年か前からこの花の生育地は聞いていたが、真夏の沖縄は切符が取れない。それに人と同様暑すぎるようで、思いのほか花が少ない。逡巡していたがやっと来ることができた。
     やっと出会えた花は、小さく、変わった格好の花だった。ランの仲間は面白い形の花をつけるものが多いが、この花も代表候補の一つだ。
     落ち着いてあたりを探すと終わっている株もあり、やっとセーフといった状況だった。
     撮り終わると安心したせいかドッと疲労を感じるとともに、目の前を飛び回る蚊が急に気になりだした。

    同じ科の仲間の花
ジョウロウラン2

花アップ