カクチョウラン(鶴頂蘭)

Phaius tankervilleae


カクチョウラン1

  • 科名・属名
  • : ラン科 ガンゼキラン属

  • 特徴

  •  草丈60〜120cmの多年草。
     根元に卵状円錐形の偽球茎がある。
     葉は偽球茎の上に2〜3個つき、長楕円形で長さ40〜70cm、幅6〜15cm。縦ジワが多く、厚い草質で、先は鋭尖頭。
     花は総状花序に数個つき、長さ5cm、幅1〜1.5cm。萼片と側花弁の外側は白く、内側は暗紫褐色。唇弁は楕円状で基部は白く、上半部は暗赤褐色、先は浅く3裂する。
     別名 カクラン

  • 分布・生育地

  •  九州(種子島以南)〜沖縄
     常緑樹林下の林縁

  • 花期
  • : 4〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  1989年5月3日 鹿児島県奄美大島
     上は拡大写真あり(写真をクリック)
     中 2006年4月15日 沖縄県沖縄島
     下・花 1989年5月3日 鹿児島県奄美大島

  • 撮影記

  •  見るからに南方系のラン。図鑑には樹林下とあるものの、現地では道路わきや原野に多く、この花を撮影した奄美大島でも、林道脇の草むらにポツポツ咲いていた。
     喜んで撮影のため草むらに入ろうとしたところ、案内してくれたY氏に止められ、よく草むらを叩いてからやっと撮影できることとなった。
     このようなところにハブがよくいるとのこと。本州とは違う撮影リスクが南西諸島にはある。
     後日、西表島でもこの花に出会った。花は同じであるものの、沖縄島や奄美大島の花のように一つの花茎は一斉に開花しないようで、下の花は完全に終わっているのに、上の花はまだ硬い蕾だった。

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カクチョウラン2

花