クマガイソウ(熊谷草)

Cypripedium japonicum


クマガイソウ

  • 科名・属名
  • : ラン科 アツモリソウ属

  • 特徴

  •  草丈20〜40cmの多年草。
     葉は2個つき、扇形で径10〜20cmと大きく特徴的。
     花は葉の間から花茎を出し、茎頂に薄い肌色の袋状に紅い筋の入った大きな花(8cm前後)を横向きにつける。
     名前の由来は、大きな袋状の花が、武士が背負った母袋に似ていてしかもやや力強い感じがあることから、熊谷直実にたとえつけられた。

  • 分布・生育地

  •  北海道南部〜九州
     低山地の林下や竹林

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  1997年4月29日 千葉県四街道市
     拡大写真あり(上の写真をクリック)
     アップ1979年4月29日 埼玉県大宮市

  • 撮影記

  •  関東周辺ではGWの頃、花を咲かせる。
     特徴的な花で群生していることが多いので目立ち、以前は新聞にもよく取り上げられていた。
     杉や竹林の下に多いものの、木が生長し日当たりが悪くなると衰退してしまう。
     天然記念物に指定されていた千葉県の群落は、杉が生長し全く見ることができなくなってしまった。
     大宮市(現さいたま市)のある農家では、竹林の下に見事な群落があり、いつ行っても群落が維持されていて、手入れの良さが偲ばれる。アップは昭和54年、そこでの撮影である。

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花のアップ