クニガミトンボソウ(国頭蜻蛉草)

Platanthera sonoharai


クニガミトンボソウ1

  • 科名・属名
  • : ラン科 ツレサギソウ属

  • 特徴

  •  草丈10〜30cmの多年草。
     葉は披針形で長さ10〜12cm、幅5〜10mm、先は鋭い。
     花は花茎の上半部に小さな花が6〜20個つき、花冠は黄緑色。
     別名 ソノハラトンボ。

  • 分布・生育地

  •  沖縄(沖縄島、西表島)
     渓流沿いの岩上、草地

  • 花期
  • : 9〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年9月25日 沖縄県
     中、下  同 上
     中は拡大写真あり(写真をクリック)

  • 撮影記

  •  山原の原生林、その渓流沿いにわずかに生き残っている貴重なラン。
     平成14年に国内希少野生動植物種に指定された、希少種中の希少種である。
     それ故、花期も不明で、各種の情報から総合して、この時期なら咲きだしているだろうと推測した。
     過去に株は見ているとはいえ、ハブの心配で足元ばかり見ていると、周りの様子がよくわからない。やっと見覚えのある場所に出た。
     株はすぐに見つかったものの、しばらくかかりそうな硬い蕾。別にあるのではと探すと、増水時には水没してしまう岩上で開花している花を見つけた。
     暑い沖縄でも沢沿いは涼しい風が吹きぬける。
     心地よさと貴重な出会いの満足感に、しばし時を忘れた。

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クニガミトンボソウ2

花アップ