ムカゴサイシン(零余子細辛)

Nervilia nipponica


ムカゴサイシン

  • 科名・属名
  • : ラン科 ムカゴサイシン属

  • 特徴

  •  草丈10cm程度の多年草。
     地下に小さな球(球茎)があり、そこから花茎を出す。
     全体が淡褐色で、花は唇弁が白色で紫色の斑点がある。花が終わってから5角形の葉を出す。
     和名は、地下の球茎をむかごに、葉をカンアオイの仲間のサイシンに例えた。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東南部)〜沖縄 常緑林下

  • 花期
  • : 5〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  1994年6月18日 千葉県
     中葉 1993年8月22日  同 上
     下 1994年6月18日  同 上

  • 撮影記

  •  この属は日本で2種類知られている。いずれも花期には葉がなく、花が終わってから葉が出てくるという特徴がある。
     特にこの花は、茎も花も淡褐色で地面の色と同じ保護色となり、花期に見つけることは困難である。
     千葉県で撮影したこの写真も、花を探すことでは人一倍感覚の鋭い花仲間のM氏が見つけたもので、やはり葉の状態で見つけた。
     暗い植林下、目線を低くし凝らすように見てやっと生えているのがわかる。
     あまり平開しない花は、特別美しい訳でもなく花好きでなければ見向きもしない。

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葉

花アップ