ナツエビネ(夏海老根)

Calanthe reflexa


ナツエビネ1

  • 科名・属名
  • : ラン科 エビネ属

  • 特徴

  •  草丈20〜40cmの多年草。
     葉は3〜5個束生し、狭長楕円形で長さ10〜30cm、幅3〜6cm。表面は光沢がなく、白みを帯びた緑色で、縦ジワが多い。
     花は葉の基部から20〜40cmの花茎をだし、淡紫色の花をやや疎らな総状に、10〜20個つける。唇弁は心状広卵形3裂し、隆起線はない。側花弁は線形で唇弁より紫色が淡い。

  • 分布・生育地

  •  北海道(奥尻島)〜九州
     湿った落葉樹林下

  • 花期
  • : 7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  1993年8月22日 千葉県安房郡
     中 2010年7月25日 京都府丹後半島
     下・花 1983年8月14日 千葉県市原市

  • 撮影記

  •  エビネ類は多くの種類があるが、本土産では珍しく夏に咲く。
     真夏のやや湿った広葉樹林下は暗く、マムシがでそうな雰囲気であるが、木漏れ日のスポットライトを浴びた淡紫色の花は美しい。
     それ故盗掘されることが多く、この写真を撮った千葉県もかってはこの花が多かったが、最近ではあまり見かけなくなってしまった。
     エビネに限らず美しい山野草は盗掘されることが多いが、家庭ではそのうち枯らしてしまい、長く持たないことをわかってほしいものだ。

    同じ科の仲間の花
ナツエビネ2

花