ニイタカチドリ(新高千鳥)

Platanthera brevicalcarata


ニイタカチドリ1

  • 科名・属名
  • : ラン科 ツレサギソウ属

  • 特徴

  •  草丈10〜15cmの多年草。
     葉は下部に1〜2個つき、長楕円形で長さ2.5〜4cm、幅1.5〜2cm。表面に光沢があり、縁は波打ち、基部は急に細くなって葉柄になる。鱗片葉は1〜3個。
     花は穂状に2〜10個つき、白色で萼片の中ほどは緑色を帯びる。側萼片は平開し長さ約3mm、唇弁は楕円状舌形で、長さ約4mm。
     別名 ツクシチドリ

  • 分布・生育地

  •  九州(中部〜奄美まで)
     山地の針葉樹林下

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年6月27日 大分県
     中、下   同 上

  • 撮影記

  •  水辺のコケの上に咲いていたのは、母種より花の数が少ないツクシチドリとされる、小さな白い花をつけたランだった。
     本種は九州南部までしか分布がないとされ、九州中部に産するのはツクシチドリとする図鑑もあるが、ここのは花数も多く、どう見てもニイタカチドリとしか言いようがない。
     屋久島でも同じよう環境に咲いており、ランの専門家前川氏も同一種とされているのがうなずける。ここではその考え方に従った。
     小さな花は緑のコケの中に紛れてしまうのか、道路際にもかかわらず、通る人も気づかない。この花にとってはその方が幸せだろう。人が来る度にカメラの向きを変えたりして、何を撮影しているのかわからないように気を使った。

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ニイタカチドリ2

花アップ