オキナワセッコク(沖縄石斛)

Dendorobium okinawense


オキナワセッコク1

  • 科名・属名
  • : ラン科 セッコク属

  • 特徴

  •  草丈70cmの着生ラン。
     茎は束生し、長く垂れ下がる。葉は互生し、長さ10〜12cm。
     花は上のほうの各節から花茎を出し、総状花序に普通2花つける。花弁は白色〜淡紅色で、半開し、径5〜6cm。萼片と花弁は長さ4cm、唇弁は3cm。

  • 分布・生育地

  •  沖縄(沖縄島)  大木の樹幹

  • 花期
  • : 12〜4月

  • 撮影月日・場所

  •  2008年3月1日 沖縄県沖縄島
     中 2005年1月10日 沖縄県沖縄島
     下  同 上
     下は拡大写真あり(写真をクリック)

  • 撮影記

  •  冬とはいえ、ハブの出そうな湿度の高い谷筋を詰めると、谷を覆う鬱蒼たる原生林の樹幹の高い所に、垂れ下がった長い茎と満開状態の白い花が見られた。
     開発による自然破壊により貴重な野生種が年々減少していく中、特に懸念されるとして、2002年「国内希少野生動植物種」に指定されたこの花の開花を、正月明けのこの時期見られるとはあまり期待していなかった。
     それだけに嬉しかったものの人間とは贅沢である。高い樹冠の上でなく、もう少し低い所に、光線の状態のいい場所で・・・と、段々贅沢な思いが口をついた。
     地元の人によると、ピークは2〜3月であるが、11月から咲き出す株もあれば、4月になって咲く株もあるそうだ。
     生育環境のせいか子孫を残すための知恵か、植物の生態には奥深いものがある。

     1月に出会って撮影した株は、望遠でやっとという距離だったため、3月ならどこか咲いている所はあるだろうと、2008年の春は期待していた。
     期待に違わずというか期待以上の花をつけた大株が、かなり低い位置で咲いていてくれて、やっとまともな1枚が写せた。

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オキナワセッコク2

オキナワセッコク3