オオシマシュスラン(大島繻子蘭)

Goodyera hachijoensisi var. hachijoensisi forma izuohsimensis


オオシマシュスラン群落

  • 科名・属名 : ラン科 シュスラン属

  • 特徴 :
     草丈10〜20cmの多年草。
     ハチジョウシュスランの品種で、母種が葉の中脈に白い帯状の斑が入るのに対し、本種では斑が入らない。

  • 分布・生育地 :
     本州(関東地方南部)、伊豆諸島 (国外:日本固有)
     常緑広葉樹林下

  • 花期 :   9〜11月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体(群落) 2016年9月10日  東京都伊豆諸島(新島)
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・全体 1993年9月18日  東京都伊豆諸島(神津島)
     下左・花 2016年9月10日  東京都伊豆諸島(新島)
     下右・葉    同  上

  • 撮影記 :
     ハチジョウシュスランの品種で、葉の中肋に白い帯状の斑の入るものを言う。
     初めてハチジョウシュスランに出会った伊豆諸島の神津島では、斑の入らない本種の方が少なく、そんなものかと思っていた。
     ところが、久し振りに出会った伊豆諸島の新島ではほとんどがこの花で、斑の入るタイプには出会わなかった。全体としてはどっちが多いのだろうか?。
     また、私はまだ他の地域では見たことがないので、分布域を本州(関東地方南部)と伊豆諸島としたが、母種のハチジョウシュスランは最近では岩手県や四国〜沖縄までと分布域が広がっている。この品種も同じなんだろうか?。

  • 葉

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花