オサラン(筬蘭)

Eria japonica


オサラン1

  • 科名・属名
  • : ラン科 オサラン属

  • 特徴

  •  草丈2〜8cmの着生の多年草。
     偽鱗茎は狭長楕円形で赤褐色、長さ1〜2.5cm。
     葉は偽鱗茎の頂部から2個出て、狭長楕円形〜広披針形で、長さ5〜8cm、幅1〜3cm、先はとがる。葉柄は短くて関節があり、冬季はそこから葉を落とす。
     花は葉腋から葉より短い花茎の先に、半開する花を1〜2個つける。背萼片や側花片は白色で、長さ8〜10mm。唇弁は短く、白色で中央裂片は黄色地で淡赤褐色を帯びる。

  • 分布・生育地

  •  本州(伊豆七島、紀伊半島)〜奄美諸島
     常緑広葉樹の樹幹や岩上

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年6月21日 鹿児島県奄美大島
     上は拡大写真あり(写真をクリック)
     中、下   同 上

  • 撮影記

  •  高い樹の幹や岩場に着生している株は何度か見たことがあったが、花期に当たることがなく、いつか間近で花を見たいと願っていた。
     奄美大島に出かけた際、偶然出会った方に目的にしていた別の花の自生地を教えてもらった。時間も遅かったので場所だけでも確認しようと、迷いながらもやっと目的の花を見つけた。
     それだけでも嬉しいのに、2mも離れていない岩場を白く埋めるように咲いていた白い花がこの花とわかった時、思わず叫んでしまった。
     翌日、はやる気持ちを抑えて再度訪れる。望遠レンズで覗くと純白の装いに唇弁のオレンジ色が可愛い。吹き上がってくる風に揺れ、まるで子供たちが踊っているようだ。風が止み、踊り終わるのを待って思う存分撮影した。

    花アップ

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オサラン2

オサラン3