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- 科名・属名 : ラン科 シュスラン属
- 特徴 :
丈10〜15cmの多年草。
茎は地を這い立ち上がって花茎をあげる。
葉は互生して数個つき、長卵形で2〜4cm、幅1〜2cm。濃緑色ででビロード状の光沢があり、中央に白い筋が入る。
花は茎頂に4〜10個が総状花序となって横向きに一方を向いて咲き、淡紅色を帯びた白色で長さ約6mm。
- 分布・生育地 :
本州(栃木県以西)〜沖縄 (国外:朝鮮、台湾、中国) 常緑広葉樹林下
- 花期 : 8〜10月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2016年9月10日 東京都伊豆七島 中・全体2 1985年9月22日 千葉県安房郡 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 下左・花 1993年9月18日 東京都伊豆七島 下右・葉 2014年11月7日 千葉県安房郡
- 撮影記 :
シュスラン属の中でも、葉がビロード状で花も少しピンクがかっていて美しい。
千葉県のこの山は自然がよく保護されていて植物が多いのでよく通った。
ただ、この時期はキク類にも早く、他に見られる花は少ない。
場所によっては林下一面にこの花が群生していることもあり、花時に出会えると見事な光景が広がる。
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