タネガシマムヨウラン(種子島無葉蘭)

Aphyllorchis montana


タネガシマムヨウラン

  • 科名・属名

  •  ラン科 タネガシマムヨウラン属

  • 特徴

  •  草丈40〜80cmの腐生ラン。
     茎はやや太くて単一、淡黄色で紫色の線状の斑紋がある。
     葉はなく、鞘状で広卵形の鱗片葉は茎を抱く。
     花は総状花序に10〜20個つく。花弁は淡黄色で、唇弁を除き外側に紫斑がある。花弁は萼片とほぼ同長で、側花弁は外側に巻く。唇弁の爪部には三角状の耳がある。
     茎や花弁の紫色が欠けたものが時々あり、
     ●キバナタネガシマムヨウラン(仮称)(学名未定)としておく。

  • 分布・生育地

  •  九州(大隈半島)〜沖縄  林下、竹林下

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2008年10月4日 鹿児島県屋久島
     中・黄花  同 上
     下左、花 2006年9月4日  同 上
     下右、黄花アップ 2008年10月4日  同上

  • 撮影記

  •  世界自然遺産に登録されている屋久島は、「縄文杉」や白谷雲水峡の「もののけの森」だけでなく、植物相の豊かさでも特筆すべき島だ。亜熱帯系の植物から高山性の北方の植物まで数多く知られている。
     そんな島に出かけると、ヤクシマの名のつく多くの花に出会うことができる。
     この花は、屋久島でなく隣の種子島の名がつけられているが、屋久島でもいろいろな場所で見ることができる。
     花期は9月中頃がピークで、ちょうどその時期に訪れていないため、あまりいい写真が写せていない。
     時に紫色が欠けた全草黄色の花があり、勝手にキバナタネガシマムヨウランと称したが、2008年見かけた花は、真っ暗な岩陰で黄色が鮮やかだった。

    キバナタネガシマムヨウラン花

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キバナタネガシマムヨウラン

タネガシマムヨウラン花