ヤクシマネッタイラン(屋久島熱帯蘭)

Tropidia nipponica


ヤクシマネッタイラン1

  • 科名・属名
  • : ラン科 ネッタイラン属

  • 特徴

  •  草丈10〜25cmの多年草。
     茎は細くて固い。
     葉は1〜4個が互生し、笹の葉によく似ていて、卵状長楕円形〜長楕円状披針形で長さ6〜10cm。暗緑色で縦ジワがある。
     花は茎頂に総状花序に6〜10花密につき、花弁は白色で、唇弁の先は濃黄色、長さ6.5mm。

  • 分布・生育地

  •  四国・九州南部〜沖縄
     常緑広葉樹林下

  • 花期
  • : 5〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  1989年7月16日 高知県
     中 2008年6月14日 沖縄県
     下・花 1989年7月16日 高知県

  • 撮影記

  •  ネッタイラン属は、伊豆七島から沖縄まで3種類知られており、このランは四国・九州南部の一部と中間的な地帯に分布している。
     この写真を撮影した四国のその場所は、花の種類が多くよく通った。葉を探すだけでも面白く、この花もとてもランとは思えないササの葉のような状態で見つけ、7月にやっと花を撮影した。
     この年はきれいに開花したが、雨の多い年などはつぼみのまま終わってしまうことも多い。

     沖縄でもわずかながら生育が確認され、2008年、運良く開花株に出会えた。
     翌日は萎んでいたそうで、開花しているのはわずかな期間しかないようだ。

    同じ科の仲間の花
ヤクシマネッタイラン2

花アップ