ヤンバルキヌラン(山原絹蘭)

Zeuxine gracilis var. tenuifolia


ヤンバルキヌラン1

  • 科名・属名 : ラン科 キヌラン属

  • 特徴 :
     草丈15〜20cmの多年草。
     葉は根元に2〜3個つき、長楕円状披針形で長さ3〜5cm。花時には枯れていることも多い。
     花は茎頂に数個つき、花弁は白色で、唇弁の先がT字形に広がる。
     黄色の花の咲くイシガキキヌランの亜種。

  • 分布・生育地 :
     九州(奄美大島)〜沖縄  常緑広葉樹林下

  • 花期 :  2〜4月

  • 撮影月日・場所 :
     1994年3月19日  鹿児島県奄美大島
     中 2008年3月1日  沖縄県沖縄島
     下・花 1994年3月19日  鹿児島県奄美大島

  • 撮影記 :
     奄美大島の原生林内は、新種や分布記録のない種が、現地の植物愛好家の努力で今も発見されている。この花も以前の図鑑では奄美大島の分布は記載がなかった。
     渓流沿いの林の下にポツポツ咲いていたが、教わなければそこにあることも咲いていることもわからないほど目立たない花だった。

     2008年、沖縄・やんばるの林道際で数多くの株に出会えた。「さすがにヤンバルと付くだけあって、本場はすごい」と感心した。
     そのいずれもが林道際に生えているので、林内ならもっと沢山あるかと思って入り込んだが、意外に見当たらない。
     ランに限らず、登山道や林道際には花が多いが、林内はそれほどでもないということが多い。道路際は林内と異なって風が通り、そのことが植物の成長にプラスとなっているのでと思う。

  • 同じ科の仲間の花
ヤンバルキヌラン2

花