クワズイモ(食わず芋)

Alocasia odora


クワズイモ

  • 科名・属名
  • : サトイモ科 クワズイモ属

  • 特徴

  •  草丈1〜2mの多年草。
     茎は地下では球茎になるが、時には地上部で棒状になる。
     葉は60〜120cmの太い葉柄の先につき、広卵形で長さ60〜100cm、幅15〜45cm。9〜13対ある葉脈が目立つ。
     仏炎苞は黄緑色で長さ15〜25cm、舷部はボート状になる。花茎は15〜20cm。
     花序は円柱形で黄白色、長さは仏炎苞とほぼ同長。

  • 分布・生育地

  •  四国(南部)、九州(南部)〜沖縄
     低地の常緑樹林下

  • 花期
  • : 5〜8月(沖縄では3〜4月)

  • 撮影月日・場所

  •  1989年7月16日 高知県室戸市
     花 2007年4月30日 沖縄県西表島
     果実 2005年6月11日  同 上

  • 撮影記

  •  サトイモの葉や葉柄を倍くらいにした植物を思い浮かべてもらいたい。それが本種である。四国のある岬で初めてこの花を見たときは、その大きさにびっくりした。
     南方系の植物で、南の島にいけば林下で必ずこの植物を見ることができる。
     ただ、花は思ったより細くて、葉柄の陰で気がつかないことも多いが、沖縄で3〜4月、四国や九州では5〜8月に咲く。
     花のときは気がつかなくても、赤い果実のときは目立つので見逃すことはない。
     八重山には草丈が3〜6mにもなるおばけのようなクワズイモがあり、ヤエヤマクワズイモとして別種とされている。

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花アップ

果実