ムサシアブミ(武蔵鐙)

Arisaema ringens


ムサシアブミ1

  • 科名・属名
  • : サトイモ科 テンナンショウ属

  • 特徴

  •  草丈30〜80cmの多年草。
     葉は2個つき3小葉からなる。小葉は菱状卵形で、頂小葉は10〜30cm。葉柄は15〜30cm。
     花は葉の間から3〜10cmの花柄の先につく仏炎苞は暗紫色〜白緑色で、筒部は4〜7cm、口辺部は耳状に著しく開出し、舷部は袋状に巻き込む。付属体は白色、棒状で、長さ4〜9cm。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東地方以西)〜沖縄
     海岸近くのやや湿った林下

  • 花期
  • : 3〜5月(沖縄は12月から)

  • 撮影月日・場所

  •  2006年2月4日 沖縄県国頭郡
     中 1994年5月2日 高知県宿毛市
     下 1994年3月19日 鹿児島県奄美大島

  • 撮影記

  •  本州(関東あたり)では稀であるため、初めて出会った時は大喜びして撮影したが、南に出かけると海岸近くの林下で割合によく見られる花である。
     仏炎苞の先端が内側に巻き込むという変わった花をつけるため、一度見たら忘れることはないが、花は葉の下に隠れるように咲くため、気づかないかもしれない。色も紫色を帯びるタイプと緑色を帯びるタイプと2種類ある。
     さらに、沖縄あたりで見る花は、一番下の写真のように巻き込んだ先端がビロビロになって垂れ下がり(何という表現の仕方・・・)、あまり垂れ下がらない本土の花とは雰囲気がかなり違う。花期も1月にも花が見られるが本土では4〜5月と大分異なる。

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ムサシアブミ2

花アップ