ミョウガ(茗荷)Zingiber mioga |
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草丈40〜100cmの多年草。 葉は披針形〜狭長楕円形で、長さ20〜30cm、幅3〜6cm。 葉の基部が鞘になり、これが互生し重なり合って偽茎となる。 花茎は偽茎とは別に伸び、高さ5〜10cm。花序は長楕円形で、長さ5〜7cmの苞がある。 花冠は淡黄色で、直径約5cm、唇弁は中央裂片が大きい。 本州〜九州(自生は?栽培品の逸出) 山野の林下 1989年9月3日 高知県横倉山 どうやって逃げ出したのだろう?人家からははるかに離れた高知県の横倉山の山中に咲いていた。 自生もあると言われているが、古い時代に中国から渡来したものが逸出し、野生状態になったものと考えられている。 食用にする「茗荷」は正確には「茗荷の子」つまり花蕾で、生長するとこのような花を咲かせる。 花が咲いてしまっては食用にならないので、若いうちに摘み取られ、我々の食卓に上がるという次第である。 同じ科の仲間の花 |