ミョウガ(茗荷)

Zingiber mioga


ミョウガ

  • 科名・属名
  • : ショウガ科 ショウガ属

  • 特徴

  •  草丈40〜100cmの多年草。
     葉は披針形〜狭長楕円形で、長さ20〜30cm、幅3〜6cm。
     葉の基部が鞘になり、これが互生し重なり合って偽茎となる。
     花茎は偽茎とは別に伸び、高さ5〜10cm。花序は長楕円形で、長さ5〜7cmの苞がある。
     花冠は淡黄色で、直径約5cm、唇弁は中央裂片が大きい。

  • 分布・生育地

  •  本州〜九州(自生は?栽培品の逸出)
     山野の林下

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  1989年9月3日 高知県横倉山

  • 撮影記

  •  どうやって逃げ出したのだろう?人家からははるかに離れた高知県の横倉山の山中に咲いていた。
     自生もあると言われているが、古い時代に中国から渡来したものが逸出し、野生状態になったものと考えられている。
     食用にする「茗荷」は正確には「茗荷の子」つまり花蕾で、生長するとこのような花を咲かせる。
     花が咲いてしまっては食用にならないので、若いうちに摘み取られ、我々の食卓に上がるという次第である。

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