アダン(あだん)

Pandanus odoratissimus


アダン(雄花)

  • 科名・属名
  • : タコノキ科 タコノキ属

  • 特徴

  •  高さ2〜6mの常緑小高木。
     枝は太く横に広がり、支柱根を垂らして茂る。
     葉は線状披針形で、長さ1〜1.5m、幅3〜5cm。質は厚くて硬く、断面は三角形、先は尾状に伸び、縁には鋸歯状の短い刺があり、基部は茎を抱く。
     花は雌雄異株で、雄花序は長さ20〜25cm、数枚の黄白色の葉状の総苞に包まれ、5〜7個で長さ4〜5cmの肉穂花序が疎らにつく。雌花序は軸の先につき、頭状〜楕円状の肉穂花序となる。
     果実は多数集まって長さ15〜20cmの広楕円形〜球形の集合果となる。

  • 分布・生育地

  •  九州(トカラ列島以南)〜沖縄  沿海地

  • 花期
  • : 6〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2013年5月26日 沖縄県西表島
     中・花   同 上
     下左右・果実 2012年6月9日   同 上

  • 撮影記

  •  琉球列島の海岸近くに密集して生え、雌雄異株の花であるが、花の時より果実になって初めて気がつく。
     葉に短い刺があり、海岸近くの植物を撮影するときに何度悩まされたことだろう。
     果実はパイナップルのようで食べられると聞くが、人間様よりもヤシガニが好物としているようである。

    果実

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花(雄花)

果実