トチカガミ(鼈鏡)Hydrocharis dubia |
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水中に生える多年草。 茎は水底を横に這い、その先に新しい株を作る。 葉は水面に浮かび、円心形で径4〜7cm。長い葉柄があり、葉の裏面には気泡があって浮袋の役目をする。葉は密集すると立つことがある。 花は雌雄異株で、雄花は苞鞘に約5cmの枝があり、そこから花柄を伸ばして水面上に白い花を1個咲かせる。花弁は3個で径2〜3cm。雌花の苞鞘には柄がない。花は1日でしぼむ。 本州〜沖縄 池、溝 2004年8月29日 新潟県福島潟 下・花 1997年9月6日 茨城県鹿島郡 溝にこの植物が繁茂し、押し合いへし合いしていた。結果、普通は水面に広がる葉も水上に立っている葉が結構あった。 それまであちこちでこの花を探していたが、ある所にはあるものだ、こんなに密生して生えるものとは思わなかった。 水生植物は、水の汚れや増水などの影響を受けやすく、今年沢山見られたからといって、来年も同じような光景を目にできるとは限らない。また、湿地も埋め立てられることが多く、過去の記録も当てにならない。いざ撮影しようとなると結構苦労する。 同じ科の仲間の花 |