アオイカズラ(葵蔓)

Streptolirion volubile


アオイカズラ

  • 科名・属名
  • : ツユクサ科 アオイカズラ属

  • 特徴

  •  茎長2〜3mになるつる性の1年草。
     葉は卵心形で長さ5〜14cm、幅3〜9cm。長さ3〜9cmの長い葉柄があり、先端は長く尖る。
     花は茎頂や葉腋から長い花軸を出し、その先に集散花序につく。花は白色で径5〜8mm、花弁は3個、線形で半曲する。1日で萎む。
     刮ハは卵状楕円形で長さ8〜11mm、先はくちばし状になる。

  • 分布・生育地

  •  本州(中国地方) 山地の林縁

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2006年8月13日 広島県
     花アップ  同 上

  • 撮影記

  •  真夏の中国路、現地の花仲間の案内で、以前から出会いたかった希少な花に出会えた。それだけでも十分であったが、これまたこの地方だけに知られているこの花を見たさに無理をお願いしたのだった。
     小さな白い花、花の感じからツユクサ科、葉の形から和名の由来がわかった。しかし、一体この花はどっちを向いて咲いているのか、どの花が正常な咲き方なのか、いくつ花を見てもはっきりしなかった。
     花期的にも少し早かったことや、帰りの時間が気になって十分な観察ができなかったこともあり、盛りの時期にもう一度会いたいものだ。

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花アップ