ナンバンツユクサ(南蛮露草)Commelina paludosa |
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草丈60〜90cmの多年草。 茎は径3〜5mmと太く、疎らに分枝する。 葉は斜披針形で、長さ10〜18cm、幅2.5〜5cm。先は長鋭尖頭で、葉柄の基部は長さ1.5〜3cmの葉鞘となる。 花は茎頂の苞の内側につき、淡青色で径約1.5cm。苞は多肉質で漏斗状。 別名 オオバツユクサ 奄美大島〜沖縄 山地の湿った林縁 2012年10月22日 沖縄県名護市 中、左下・花 同上 下左・葉 同 上 前年、山道際でこの花の群落を見た。残念ながら花期ではなく、大きな葉だけがやけに目についた。 今年は何としても花を見ようと、秋の一日沖縄へ出かけた。 ツユクサの仲間の花の開いているのは午前中、午後には花は閉じてしまう。朝一番で現地に向かうと、何と道路工事のため群落は大きく削られ、前年の何分の一以下になっていた。 それでもいくつか花が咲いていた。高い草丈、大きな葉に比べ、花は小さくて色も薄く、花だけ見ていると豪壮な草姿とは別物の繊細な植物のイメージだった。 同じ科の仲間の花 |
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