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- 科名・属名 : ヤマノイモ科 ヤマノイモ属
- 特徴 :
つる性の多年草。
葉は掌状に5〜9裂し、裂片は長さ12〜19cm。先が尖り、縁は不揃いな波状になり、乾くと黒褐色に変わり、無毛。葉柄は長さ約10cm、の基部に小突起がない。
花は葉腋から下垂し、雌雄異株で、雄花序は複穂状で、雄花の花被片は披針形で黄緑色、長さ1.5mm、平開し無柄、6個の完全雄しべがある。雌花序は穂状で、雌花の花被片は長楕円形、長さ1.5mm。
果実(刮ハ)は長さ20〜22mm、幅19〜27mm。種子は楕円形〜広楕円形、長さ約5mm、全周に翼がある。
別名 モミジドコロ
- 分布・生育地 :
本州(福島県以南)〜九州 (国外:日本固有) 山地
- 花期 : 6〜7月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1(雄株) 2011年6月10日 東京都高尾山 中・全体2(雌株) 2018年5月28日 東京都西多摩郡 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花1(雄花序) 2011年6月10日 東京都高尾山 左下・花2(雌花序) 2018年5月28日 東京都西多摩郡 右下・葉 2011年6月10日 東京都高尾山
- 撮影記 :
葉は何度も見かけているはずなのに、花を撮影していなかった。
いざ撮影するとなるとなかなか見当たらず、やっと情報を得て高尾山に出かけた。
道端で花を見つけ撮影していると、通りがかりの登山客に何を撮影しているか聞かれたが、カメラの先の小さい花は目に入らなかったようだ。
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