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- 科名・属名 : ヤマノイモ科 ヤマノイモ属
- 特徴 :
長さ10mになるつる性の多年草。
地価に60蚊ら0cmの暗赤色の塊根がある。
茎は太いものは約5mmになり、質は硬い。
葉は対生し、卵状長楕円形〜長楕円形で、長さ8〜15cm、幅2〜5cm。質は硬い膜質で円脚、先は尖り、裏面は灰白色、3〜5脈がある。
花は雄花序と雌花序があり、雄花序は複生して葉より短く、花被は楕円形。
果実(刮ハ)は3翼を含め、長さ1.8〜2.3cm、幅2.5〜3.5cm。
- 分布・生育地 :
沖縄(石垣、西表島) (国外:台湾、中国、インドシナ) 林縁
- 花期 : 4〜5月?
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2011年5月23日 沖縄県西表島 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・花 同 上 左下・果実 2014年9月5日 同 上 右上・葉(表)、右下・葉(裏) 2017年9月5日 同 上
- 撮影記 :
道端に濃緑色の硬い葉のつる植物が垂れ下がっていた。
地元の方が教えてくれた名前は、知ってはいたが実物を見るのは初めてだった。
根に赤褐色の芋ができ、これを赤褐色の染料に使ったことからこの名がつけられている。
残念ながら、花は殆ど終わっていて参考程度になってしまった。
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