タチドコロ(立野老)

Dioscorea gracllima


タチドコロ

  • 科名・属名
  • : ヤマノイモ科 ヤマノイモ属

  • 特徴

  •  つる性の多年草。
     根茎は肥大し厚くなり、茎は初め直立し、伸びるにしたがって上部はつる状になる。
     葉は互生し、三角状卵形〜楕円形で、長さ5〜10cm、幅3〜7cm。先は尖り、縁には波状の鋸歯があるか全縁で、基部は心形で小突起はない。
     花は雌雄異株で、雄花序は直立し、雌花序は下垂する。花被片は黄色〜黄橙色で、平開する。雄花序の雄しべは6個あるが、3個だけが完全。
     果実(刮ハ)は楕円形で3個の翼があり、幅18〜20mm。

  • 分布・生育地

  •  本州〜九州   山地、丘陵

  • 花期
  • : 5〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  1996年6月15日  群馬県桐生市
     中・雄花 2005年5月28日  広島県広島市
     下・雌花 2014年5月19日  愛知県豊橋市

  • 撮影記

  •  茎の基部が最初は立ち上がることで和名が付けられているが、先端はつる状に伸びるので、見た目はつる植物だ。
     葉の感じが他の仲間と少し違うので、慣れればすぐにわかるし、高いところまで這い登るより、比較的地面に近い低い場所で見かけることが多い。
     この花との出会いは何度かあるが、いずれも他の花の撮影に出かけた際近くに咲いていたのが目に入ったもので、地味な花との出会いはいつもこんなものだ。

    同じ科の仲間の花
雄花序

雌花