ヤマノイモ(山の芋)

Dioscorea japonica


ヤマノイモ

  • 科名・属名
  • : ヤマノイモ科 ヤマノイモ属

  • 特徴

  •  つる性の多年草。
     茎は無毛で、右巻きでからみつく。
     葉は普通対生し、三角状披針形で、長さ5〜10cm、基部の幅3〜5cm。先は尖り、基部は心形で、葉腋にしばしば径1cm程度の球芽(むかご)がつく。
     花は雌雄異株で、雄花序は葉腋から2〜5個直立して小さな花を多数つけ、花被片は白色で平開しない。雌花序は垂れ下がり、まばらに白い花をつける。
     刮ハは下向きにつき、3つの翼がある広楕円形で、長さ約15mm、幅25から30mm。

  • 分布・生育地

  •  本州〜沖縄  山野

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1998年8月5日 東京都高尾山
     下・刮ハ 1997年10月4日   同 上

  • 撮影記

  •  葉を落とし見通しのよくなった秋の雑木林を歩くと、所々で深い穴を目にすることがある。
     最近増えている猪の仕業にしては深すぎる。夏に印をつけ晩秋に肥大したこの根を食用とするため掘り取った跡だ。
     雄花序は上向きにつき、葉腋にムカゴをつけることから、区別は容易だ。
     下の写真でムカゴの下にぶら下がっているのは雌花序だ。

    同じ科の仲間の花
刮ハ・球芽