エンレイソウ(延齢草)

Trillium apetalon



  • 科名・属名
  • : ユリ科 エンレイソウ属

  • 特徴

  •  草丈20〜40cmの多年草。
     葉は卵状菱形で、3個が茎頂に輪生する。
     花は茎頂に1個、やや横向きに咲く。外花被片は緑色または紫褐色で3個、内花被片は普通ない。雄しべの葯は花糸よりやや短い。
     種子の色によって品種や亜種が知られており、
     赤いものを、アカミノエンレイソウ(var. rubrocarpum)といい、
     黒紫色のものを、クロミノエンレイソウ(f. atropurpureocarpum)(下右)という。
     この場合、緑色のものは、アオミノエンレイソウになる。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州  山地のやや湿った場所

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年6月4日 長野県白馬山麓
     中・緑花 1990年5月14日 北海道札幌市
     下・クロミ 1991年7月14日   同 上

  • 撮影記

  •  春〜初夏の頃、山に登ると、やや湿った林下や沢沿いなどで見かけることが多い。
     花後、根は漢方薬の材料として使われるようだが、食べられる訳でもないし、長生きの薬でもないようで、和名の延齢草の由来は不明である。  花は紫褐色のものが多いものの、緑色のものまで色々見られ変化の多い仲間である。  また、果実(子房)の色によってクロミノエンレイソウ(下右)やアカミノエンレイソウと呼ばれる。
     横向きの花を覗きこみ、子房の色の違いを確認して歩くのも楽しい花見になるだろう。

    アオミノエンレイソウ

    同じ科の仲間の花
アオミノエンレイソウ

クロミノエンレイソウ