|
- 科名・属名 : ユリ科 ハナニラ属
注.APG分類ではヒガンバナ科、学名(AMARYLLIDACEAE)
- 特徴 :
草丈10〜25cmの多年草。逸出帰化。
鱗茎は白色で径約2cm、葉を数枚出す。
葉は線形、長さ10〜25cmで多肉質。
花茎は葉の間から数本立ち、花は茎頂に1個つく。花は径約3cm、白色〜淡紫色、花弁は6枚で中央には紫色の筋が目立つ。
- 分布・生育地 :
逸出帰化(アルゼンチン原産) (国外:世界各地に帰化) 空き地や路傍
- 花期 : 3〜5月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2005年4月17日 東京都日野市 中・全体2(群落) 2015年4月3日 東京都八王子市 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 左下・花 同 上 右下・葉 2018年4月8日 東京都稲城市
- 撮影記 :
このあたりの植物になると逸出か栽培かの区別が難しいが、アルゼンチン原産で、空き地や路傍で逸出帰化しているのをよく見かけるのでとり上げた。
全体にニラの臭いがあり、春に花をつけると地上部は姿を消すという特徴がある。
自生にこだわって撮影しアップしているので、園芸種の逸出をどこまで取りあげるかは難しいが、どう見ても人が植えたものでない場所や状態で咲いている花については、広い意味での自生として位置づけて取り上げる予定だ。
同じ科の仲間の花
|