ハナゼキショウ(花石菖)

Tofieldia nuda


ハナゼキショウ1

  • 科名・属名
  • : ユリ科 チシマゼキショウ属

  • 特徴

  •  草丈(花茎)15〜30cmの多年草。
     根出葉は線形で、長さ5〜20cm、左右2列にでる。
     花は花茎の上部に総状花序につく。花被片は6個、白色で線形。葯は褐色〜帯紫色。花柄は斜めに出て、花より長い。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東地方以西)〜九州
     山地の岩上

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2008年7月19日 愛知県南設楽郡
     中 2002年8月17日   同 上
     下・花 2008年7月19日   同 上

  • 撮影記

  •  愛知県東部の山中。急な岩場の所々にこの花が咲いていた。
     しかし近づくこともできず、三脚を構えようにも三脚の足の置き場がなく、まともな写真にならなかった。
     2008年、少し時期を変えて現地を訪れると、別の岩壁でこの花が咲き始めていた。ここは何とか岩場の中腹まで登ることができ、手で触ることができた。
     同属の他の仲間に比べると、花柄が長いのが特徴である。

    同じ科の仲間の花
ハナゼキショウ2

花